水中昆虫&両生爬虫類プラン


ゲンゴロウ

魚のフィールド調査ではよくゲンゴロウに出会う事が多く、私は専門ではないのですがwとても馴染みのある水生動物です。タモに入るとやっぱり嬉しいです。写真にはありませんが、どうやらいろいろなゲンゴロウたちがいるそうです。
大きめのグループとしてよく聞く名前ではフチトリゲンゴロウの一種、ヒメフチトリの一種、コガタノゲンゴロウ、トビイロゲンゴロウなどなどがいるようです。他にもよくタガメ、ミズカマキリの仲間、コオイムシ、マツモムシ、ゴミムシ数十種、ガムシ数種、ミズムシなどなどもいます。
また、ガムシを食べる習慣がカンボジアにはあるのですが、その中に大型ゲンゴロウが入っている事があるので機会があればぜひチャレンジしてみてください(笑)日本では大型のゲンゴロウは特定の場所へ行かないと見ることができませんが、カンボジアの水域ではまだたくさんのゲンゴロウたちの姿を見ることができます。また、季節によって採集方法が違うので訪問時に合わせた採集方法をご提案してまいります。

ぜひ!一度カンボジアのゲンゴロウに会ってみませんか?プランに関しては滞在日数などのご希望にあわせてつくっていくことができます。

2019年の年末から2020年1月までにシェムリアップ近郊で集めたゲンゴロウたちです。まだまだ始めたばかりなのでゲンゴロウたちについては初心者ですが、今回の写真撮影を通じてじっくり見ているとだんだんとゲンゴロウの魅力がわかり始めた気がしますw。

これまでの20年間でゲンゴロウたちには魚調査の中で出会っていましたが、改めてみると、それぞれ個性があって皆本当にキレイですね。

本当はツブゲンなどの小さなゲンゴロウたちも紹介したいところですが、写真撮影の技術と同定技術がまだ無いので、ここではピックアップしていません。でも、たくさんの小さなゲンゴロウたちもいるようです。

写真の色が上手く出ていなくてすみません!このHPにアップすると色合いが変わって見にくくなってしまいます。

ご了承ください!


タガメ

タガメもゲンゴロウと同様に日本ではなかなか見られない水生昆虫ですよね。こちらも季節にもよりますが、条件の揃った水域へ行けば見ることができます。タイコウチやミズカマキリ、コオイムシなどもたくさんいますので同時に採集できます。でも、やっぱりタガメは採れると嬉しいです。魚ではないのですが興奮しちゃいますよね。このタガメも食用にされているので(季節ものです)機会があればゲンゴロウと共にぜひチャレンジください!日本の生きもの好きの方でも海外に出て自分の好きなグループの生きものを見るというのはとても大切な事だと個人的には思っています。外を知ることで自分の生活する環境を見直すきっかけになりますよね。きっと今まで見えなかった日本の生きものたちの良さも見えてくると思いますよ。そのためにも先ずはタガメを!!


カエル

こちらのカエルたちはさらに専門外なので(汗)、カエル好きの方々に語る内容はありませんが、これまでカンボジアではいろいろなカエルに出会いました。写真にない種も見ました。どこまでご案内できるか?希望のカエルが採れるか?正直、不安はありますが(笑)お互いの情報と経験を活かして目的のカエルたちに会えるよう頑張りますので、興味のある方は気軽にお問い合わせください。


アシナシイモリ

アシナシイモリ・・・正直、初めてフィールドで採集するまでまったく知りませんでした(;^_^A タモに入った瞬間はヒルだと思ったのですが、ちょっとよく見ると目と口がありましたので新種の魚か?とも思ったのですが、ヒレや鰓も見当たらない・・・そうなると自分にとっては得体の知れない生きものですよね(笑)そう認識した瞬間から水中にある自分の足元にもまだいるかもしれないと思うと怖くなっちゃって慌てて水から出た思い出があります。ホントにびっくりしちゃいました。結局、正体がわかる夜までは怖くて直接触れませんでした(笑)そんな思い出のアシナシイモリです。

2019年にはベトナム国境の山間部ではなく、平野部のシェムリアップ近郊でも生息地を見つけました。季節や条件によって異なるとは思いますが、12月~1月はよく見られたので、皆さまにも見てもらえる可能性は高そうです!